長沼小学校PTAブログ

八王子市立 長沼小学校PTAのブログへようこそ!活動の様子やPTAに関する様々な情報を発信していきます。

PTA初心者が今年も「やろう」と思った三つの理由

 「PTA初心者」で本部役員のMです――という自己紹介も、新年度が始まった今、はたして引き続き使って良いのかどうか……💦

 

 初めてPTA活動に関わるようになった昨年度を経て、令和5年度もPTA本部役員として活動することになりました。

 

 いやはや、どうして継続することになってしまったのか……😭

 

 先に白状しておきますと、Mは正直、継続するかどうか、悩みました💦

 

(写真はイメージです)

 自分の仕事は平日も休日もないような内容で、勤務体系も不規則です。繁忙期となれば、PTA関連で飛び交うグループLINEを一つ一つ追いかけることも、ままなりません。妻はエッセンシャルワーカーで、夫婦共働き。2人の子ども(中学1年と小学2年)を育てる上で、私自身「父親」として、どこまで家事・育児にコミットできているかと言われると……偉そうなことは何一つ言えないのが、正直なところです💦

 

 そんなMが、どうして今年度もPTAに携わろうと思ったのか。その理由は、端的に三つあります。

 

 ①見える“景色”が変わったから

 ②わが子との“話題”が増えたから

 ③“相談できる人”が増えたから

 

 「お?」と、少しでも思ったら、ぜひ続きをお読みください。

 「は?」と、少しでも思ったら、そっとスマホの画面を閉じてください。

 

①見える“景色”が変わった

 PTAをやるようになると、学校の先生の“キャラ”が分かるようになるし、ママさんたち・パパさんたちとの交流が増えて、「情報量」も増えるんですよね。すると、わが子が通っている長沼小学校という場所の“景色”が全然、違って見えてくるんです。「京王線・高尾山口駅」から見える景色と「高尾山山頂」から望む景色との違いくらい(どちらもMは大好きです)。

 

 

 「ああ、あの先生、あのママ・あのパパが、こんな思いをもって、子どもたちに関わってくれているんだな」「あの人がいれば、安心だな」とか。わが子に関わってくれる大人たちの「顔」「姿」「思い」が分かるようになるだけで、ぜんっぜん“景色”が変わって見えるようになるんです。すると、「わが家だけで子育てしている」ように思えていた感覚が、「学校や地域のみんなでわが子を育てている」感覚になれて、心も軽くなるというか、安心感が増してくるんですよね。

 

②わが子との“話題”が増えた

 PTAの活動に携わると、学校でどんなことが今、話題になっているか。これからどんな話題が共有されるのか。いち早く、正確に、キャッチできるようになりました。ちなみにわが子は「親に見せるべき資料」を、ランドセルの奥深くに沈めたまま、なかなか見せない「ズボラな」タイプ😭

  そんなわが子ではありますが、私がPTA活動をしていることによって「あれ? あの資料、まだ見てないんだけど……」と気づくことができたりします💦 

 

(写真はイメージです)

 

 まあ、こうした例に限らず、PTAの活動を通して得られる情報や経験を通して、「わが子と語らう話題が増えている」ことは、まごうことなき事実です。学校で起きていることを、パパやママが「分かってくれる」「理解しようとしてくれている」「楽しく共有してくれる」――それだけで、小学生の子どもたちにとっては大きな「安心」「喜び」にもつながっていくんじゃないかなあと、個人的には思ったりしています。

 

③相談できる人が増えた

 究極、子育てって親だけじゃなく、「チーム」でやっていくものなんじゃないかなって、思うようになったMです。学校や地域の人たち、すべての人を含めた「チーム」です。

 

(写真はイメージです)

 もちろん「家庭」が根本であることは前提かもしれませんが……私自身が痛感していることとして、「親だからこそできること、伝えられること」もあれば、一方で「親以外の人だからこそできること、伝えられることって、結構あるよなあ」という点があります。子どもって、同級生や先輩・後輩、そして地域のいろんな世代の大人たちとの関わりや触発があってこそ、豊かに育っていくものだと思うんです。

 

 親自身が、そんな「いろんな人たち」と人間関係が築けること、相談できる人が増えることって、結果的には「わが子にとって、よりよい子育て環境」をつくることにもつながっていくんじゃないか?――と思えるようになったことが、この一年の大きな変化であり、収穫でした。

 

最後に

 もちろん今の時代、親御さん自身がそれぞれ何かと忙しく、「PTAに関わる余裕なんて、全くない!」という人も多いに違いありません。当然です。私自身、PTAは決して無理して関わるものではないと思っています。その感覚は、PTA本部役員の全員が共有しているものでもあります。

 そうした方々にも、あますことなく必要な情報を共有・提供し、「安心してもらえる」PTAこそが、私たちが目指すべきカタチであると銘記しています。

 

 PTAの活動の大前提は「できる人が、できることから」。近年、PTAとして進めているさまざまな改革の主眼も、ここにあります。

 

 その上で、PTAの活動をする・しないという次元を超えて、「長沼小学校に通うわが子が、そしてすべての子どもたちが、『ああ、長沼小学校で良かった!』と思えるように、笑顔になれるように、私たち大人にできることがあるなら……その点については少しでも取り組んでいきたい」と思ってくださる人たちがいる限り――その思いを「カタチ」にするために、その環境をつくるために、PTAとしてできることは、やっていきたいと、Mは思っています(思うようになりました)。

 

(写真はイメージです)

 なんだか、それっぽいことを並べてしまいましたが……究極、継続するかどうかを悩んでいたM自身が「今年もPTAに携わろう!」と決めるに至った最終的なきっかけは、なにげない、あまりにもなにげない、次のような場面だったんですよね💦

 

 ――学童保育所に小学2年のわが子を迎えに行った時、わが子と、わが子のお友達が、“きょう、学校であった楽しいこと”を、嬉しそうに、なんとも嬉しそうに、話してくれたんですよ。M自身が“ああ、学校が楽しいんだなあ”と感じた瞬間、「おじさんもちょっと、頑張るかな!」って、思わず思っちゃったんですよね。

 

 

 

 すみません。ちょっと、カッコつけてしまったかもしれません。