長沼小学校PTAブログ

八王子市立 長沼小学校PTAのブログへようこそ!活動の様子やPTAに関する様々な情報を発信していきます。

「ボランティア」の本当の意味って?

 いつもの道が、キンモクセイの香りに包まれていました。

 きょう10月1日の「誕生花」でもあるそうです。夏から秋へ、季節も衣替えを始めましたね。

 

 

 PTA初心者のMも、本部役員になってから半年が経ちました。「日々発見」「日々学び」の連続ですが、特に感銘を覚えていることがあります。それは「ボランティア」として携わってくださる方々の多さです。

 

 交通安全の旗振りボランティア、1年生の下校に付き添うボランティア、川柳コンクールやベルマーク集計のボランティア、サタデースクールのボランティア、登下校見守りボランティア、お手伝いが必要な授業のボランティア等々……。

 

 

 正直な話、わたくし・Mはこれまで、仕事の忙しさにかまけて、一度も長沼小学校のボランティアに携わったことはありませんでした。それだけに、ボランティア活動に携わってくださる方々には、尊敬の念を禁じ得ません。仕事や家事や子育てに、それぞれやるべきことは山ほどある中で、どれほどありがたいことか。

 

無償奉仕?

 そういえば「ボランティア」って、そもそもどういう意味なんだろう? ふと疑問に思って調べてみました。日本においては「無償奉仕(むしょう・ほうし)」と訳されることが多いみたいですね。確かに、お給料は出ないけれど、誰かのために「奉仕」するというイメージが強い。

 

 ところが! 英語の「ボランティア(volunteer)」の語源は、「自ら意志を持つ」という意味のラテン語なのだそうです。私は、この「自ら意志を持つ」という意味のほうが、しっくり来ました。実際にボランティアに携わってくださっている方々の姿や思いに、一番フィットするように思えたからです。

 

 

 無償だとかそんなことは関係ない。「少しでも子どもたちのためになるなら」「みんなが喜んでくれるなら」「長沼小学校が一段とステキな学校になるなら」との思いで、自ら時間を割いて取り組んでくださっている。もう……感謝しかありません😭😭😭!

 

何かしら「得るもの」

 確かに、お忙しい中、時間を割いてボランティアに携わることは、決して楽なことではないかもしれませんが……終わった後にお話を伺ってみると、「子どもたちがかわいくて、むしろこっちが元気をもらった感じ」「帰宅してから、わが子との会話がいつも以上にはずんで、びっくりw」「保護者の友だち関係が広がりました」等々、それぞれに何かしら「得るもの」もあったことは、間違いないようです。

 

 

 まもなく運動会を迎えます。ここでも、会場のパトロールや駐輪場の整理 、トイレ(プール横)のチェック 、後片付けなどのボランティアを募集することになりました(下記のURLからアクセス可。「PTAだより」でも配布します)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeVqsDA4KKGEyHAlpF0yJ9biuf0IKkc4rpRxfNKc-0-L72UYA/viewform

 

 東洋の昔の言葉には「人のために火をともせば、自分の前も明るくなる」とある、と聞きました。暗闇の中で誰かのためにランプの火をともしたなら、結果的には、自分の目の前も明るくなり、安心して朗らかに歩いていける――という意味と言えるでしょう。

 

 誰かのためにやったことが、結果的には自分のためにもなる。ボランティア活動にも、通じる言葉かもしれません。